歯間ブラシは痛い!?あなたのその使い方、間違ってるかも!
歯科医歴10年目ママ、ぱふぇこです。
歯間ブラシ、みなさん使ってますか?
診察室でよく言われるのが、
歯間ブラシって痛い・・・
使い方がわからないし、
歯間ブラシは痛い、あなたのその使い方、間違ってるかも?歯科医師が教えます!
歯ブラシだけでは、歯磨きはおわりません!
えー!と思われた方、少なからずいらっしゃるのではないかなと推察します。
外来でも、こんなお話をすると衝撃をうけてくださる方が一定数いらっしゃいます
なぜか、ということなのですが、最近CMでもやってますが、歯ブラシってどんなに歯磨きが上手な方でも60%程度しか汚れは落ちないといわれているんですね。
60%、点数にしたらぎりぎり追試にならないかなぁってぐらい。
完璧からはほど遠いですね。
では残り40%を何で補うか、ですが、それが「歯間ブラシ」や「フロス」なんですね〜。
今日は、まずは「歯間ブラシ」の説明をしたいと思います。
歯間ブラシ、使ったことありますか?
はてなブログのユーザーさんは幅広いので、必ずしも全てのユーザーさんが適応なわけではありません。
というのも、歯間ブラシはすごく簡単にいうと、針金に毛が巻き付けられているので、ある程度「歯間にスペース」がないと入らないんですね。
歯間にスペースがあるというのは、言い換えると、
歯周病が進行していたり、もしくは、ブリッジ(なくなった一本の歯を補填するために前と後ろの歯をつないで橋渡しにしているかぶせもの)があったりすることなので、
逆にいうとそういうことがなければ使用する必要はありません。
実際、私は現状では歯間ブラシが入るスペースがないので使用していません。
自分が歯間ブラシの適応があるかわからない!
という方はこれを機にお近くの歯科医院を受診されてみてはいかがでしょうか?
歯間ブラシのサイズを知りたいとおっしゃっていただければ、適切なサイズを教えてくれると思いますよ。
歯間ブラシの選び方、ですが、
個人的には、こんな風に毛先の部分が曲がっている方が使いやすいように思います。
歯間ブラシは入れ方が結構難しいので、うまく入れないと歯茎に針金が刺さってしまうので、こんな風に曲がっている方が取り扱いしやすいかなと思います。
ちなみにゴムでできている歯間ブラシもありますよね。
ゴムのもののメリットは、刺さっても痛くない!ということ。
慣れなかったり、針金がささるのが怖いなぁという方はこちらにされてみてもいいかなと思います。
ただ、清掃性はやはり針金に毛がまきついているタイプの方が良いので、ある程度慣れたら針金に毛がまきついているタイプに移行してくださいね、とお話ししています。
今日は歯間ブラシの必要性と選び方についてお話ししました。
参考になればうれしいです。