【週間アメリカ株マーケット情報】3月18日~3月22日

おはようございます。

今週のマーケットを振り返ってみたいと思います。

なんとか毎週土曜日の朝に書き続けられるように頑張ります。

今週は、FOMCがあり、アメリカの今後の金融政策の方針が発表されましたね。

FOMCでは、予想通り、今回も利上げは行われませんでした。

トランプさんの来年の選挙に向けた株価対策的な圧力もあったのかもしれませんが、

最近の経済成長の停滞を受けて今年の利上げ見通しをゼロに引き下げました。

年内1回は利上げするんじゃないかって言ってたアナリストもいたので、ちょっとハト派ですかね。

また、バランスシートの縮小（量的緩和政策で積み上がった米国債などの保有資産の縮小）も今年9月に終了するとのことです。

バランスシート縮小の終了というとわかりにくいですが、アメリカは２００８年のリーマンショックの後から、景気対策として、マーケットにお金をバラまいたわけですが、ここ数年は景気が良かったので、バラまいたお金を回収してたんですね。

それを景気があやしくなってきたので、お金の回収はやめて、マーケットにお金をじゃぶじゃぶにしたままにしておこうということですね。

お金の量としては、リーマンショック前は８０００憶ドルくらいだったのを、３．５兆ドルくらいばらまいたままにしておくということです。

これもマーケットの予想より時期が早いんじゃないでしょうか。

これを受けて、アメリカの長期金利（長期金利＝アメリカ１０年国債の金利）が急低下。

長期金利が下がると、銀行が稼ぎにくくなる（銀行は短期金利でお金を預かり、長期金利で貸したり、運用したりするので、短期と長期の金利差がなくなると利幅が縮小してまう）ので、JPモルガンやゴールドマンサックスなどの銀行株は下落してしまいました。

ただ、金融引き締めが終わるということで、FOMCを受けて木曜日は、金融以外は堅調でした。

ハト派に変わったことで、今後の株式マーケットは上がるんじゃないかと思いましたが、ヨーロッパが足を引っ張ってきました・・・

金曜日に発表されたドイツの3月製造業PMIが44.7に急落（予想：48.0、2月：47.6）。

ユーロ圏の3月製造業PMIも47.6に低下して（予想：49.5、2月：49.3）、ヨーロッパの株が大きく下落しました。

製造業PMIとは、製造業の購買担当者とかに、最近景気どうですか？と聞いて、５０を中立に、景気が良いと思えば５０以上、悪いと思えば５０以下にしてもらって集計するんですね。最近の受注動向など考慮して。

この結果は要は、ヨーロッパの製造業の人は景気が結構悪いと思ってるということです。

ブレクジットに振り回されてヨーロッパはだめですね。

おかげで、金曜日はアメリカ株全般に大幅下落で、下記のリストのように、週間ではマイナスの銘柄が多くなってしまいました。

個別では、半導体が良かったですね！

半導体のマイクロンテクノロジーの決算発表がありましたが、結果はぼちぼちでしたが、マーケットの予想より悪くなかったのと、見通しが良かったので、半導体全般に買いが入りました。

バフェ子保有のエヌヴィディが今週新製品発表会やりましたが、魅力的な商品が多数出てきて、結構株価があがりました。

あとは、来週新サービス発表のアップルも続伸ですね。

先週買っておいてよかったー！

来週の発表が楽しみです。

それではよい週末を！

歯科医ママの歯のお話